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ミクシィ・コミュニティただ今161人所帯★日本の摂食障害事情 [摂食障害・食育]

昨夜の日テレ、10:54からの「ニュースZERO」を観ましたか?

海外・国内の摂食障害事情を、5分ほどの尺の中で結構盛り沢山に紹介してくれてました。以下、その中の重要トピックを並べてみると──

昨年スペインでやせ過ぎモデル締め出し問題が賛否両論となったが、今年に入って、ブラジル人モデルのアナ・キャロリーナ・レストンさんが拒食症で亡くなったことから問題が再燃。なんとニューヨーク市では「ダイエットを法規制したい」とまで言う女性政治家も登場した。

⇒このスペインのニュースは昨秋、当ブログでも声をにして取り上げましたよね。それにしても、現代ダイエットのお家元であるアメリカでもって「ダイエットをやめさせる法律を作りたい」なんて声が上がるとは、「アンチダイエット」を名乗る私としては握手したいところなんですが、ただしかし。かつての禁酒法と同様、いくら法律で縛ってみても、「ダイエットすればヤセられる・スリムになれる」という思い込みがある限り、モグリのダイエッターが増えるばかりじゃんじゃないかとも思うわけです。そうじゃなくて、「ダイエットすると太りやすくなる・しなくてもスリムになれるよ!」という事実が認識されれば、法で縛らなくても、自発的にやらなくなることでしょう。私は、こっちの路線を敷きたいと思っています。

 ──とここまで読んで「どーいう意味じゃ?!」と頭が混乱した方は、拙著『ダイエットやめたらヤセちゃった──アンチダイエット・スリミングの魔法』の世界へどうぞ。 過去数十年間のダイエット界の謎が解けることウケアイです。

日本の摂食障害者の割合は世界トップクラス。世界平均で摂食障害者は10万人中5人とされるが、日本では10万人中18人の高率。特に若い女性に多く、女学生に限れば50人に1人の割合となる。日本の摂食障害事情の特徴は、とにかく治療体制がきちんと整備されていないこと。摂食障害者を抱える他のどの国にもある“摂食障害センター”という施設が、日本にはナイ。

⇒なーるほど、むべなるかな、と納得してしまいました。実は、昨夏ミクシィで立ち上げた「ダイエットやめてもスリム生活!」なるコミュニティの話なのですが、その頃は当ブログでも《会員数わずか20数名のマイナー・コミュながら、日々皆さんが活発に書き込みしてくれます…!》というような報告をしていたもんでした。が、それから新入会員さんは増え続けて本日夕刻現在で161名になんなんとしておりました。この半年間だけをみても、「はじめまして」と書き込みデビューする会員嬢たちの自己紹介は、ほとんどの方がとにかく、人知れず過食や嘔吐癖を抱えて“どうしたらいいかわからない”と悶々としているのです。従来の摂食障害のイメージのように、入院したり何らかの医療機関にかかっている人は少数派で、たいがいは仕事や学校生活を明るく社交的にこなしながら、お医者に行くこともなく、ひたすら楽屋裏で孤軍奮闘しているのです。(それはホントにかつての自分を見る思いです)

これは、もはや限られた人がかかる特殊な病などではなく、健全だが或る傷つきやすさを孕むメンタリティを持った女性たちが、ダイエットという異常な“食習慣”(dietの本来の意味)を自分に強いたおかげで陥ってしまう拒否反応の大流行現象、と説明したほうが的確でしょう。

医療体制が確立していない、との報道でしたが、お医者さん方にとっても、おそらく現在の摂食障害の本質をわかってらっしゃる人はそう多くないのではと予想します。近々、ベテランの精神科医の先生と、摂食障害について長い対談をする企画があるのですが、そのあたりの事情をじっくり勉強させてもらいたいと思っています。年内に1冊の本にまとまる予定になっているので、乞うご期待です!


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やせ過ぎモデル締め出しで「ファッションに規制は似合わない」と反論した関係者の自己矛盾! [摂食障害・食育]

さあ、時代は世界スケールで動き始めましたよ。

1970年代以降、欧米主導でファッションモデルの体型は、とにかく「より細く、長く」の方向へと基準が移動してきました。

普段ヴィジュアルで見せつけられる女性美の基準がそうだと、実際に触れて確かめられる体の現実はムシして、女性たちは自分の体を「太り過ぎだ」と誤解してしまいます。よく「ボディ・イメージの狂い」などとその人個人の病的な症状のように語られてますけど、これは「当然の反応」でもあるのです。

そのために、必要最低限の栄養さえ口にする事を拒否する拒食症が増えるというのは、90年代から指摘されてきたことです。90年代のアメリカ発・スーパーモデルブームの頃は、このために拒食症とその反動の過食症を含めた摂食障害の女性の増加に拍車がかかったと、当時も問題になっていました。

そうと薄々わかっていても、ファッション業界の立場としては、現に働いているモデルさんの利益を保護しなきゃならないだろうから、現状を変えることなどできないだろう、と思っていたから驚いちゃいました、スペインはマドリードでファッションショー主催者が英断、BMI値が「やせ過ぎ」レベルのモデルの出演を拒否した、との報道が今月17日にありましたね。続いてイタリアのファッション界もこれに習う動きアリとのこと。

http://news.goo.ne.jp/topics/geino/kaigai_entertainment/europe_entertainment/

ところがモードの国を自負するフランスのファッション界は、「ファッションに規制は似合わない」との反論コメントを発表。アメリカ、イギリスのファッション団体もこちらに味方しています。では、わが日本はどうか?と注目していたら、19日夕方のニュースショウで関係者が「笑止千万…!ファッションに規制をするなんて…」と豪語していました。

──が、彼らはさももっともらしい言葉を使いながら、実は逃れようのない自己矛盾に陥っているんですね。

──オイオイ、それじゃあんた方は、これまで太ったモデルを規制してきませんでしたかい?── と言ってしまえば反論もそこでオシマイですな。

大体、現在のモデルの基準となっている細長体型は、世間のありていな現実からみれば、学校に一人いるかいないかの「極端な体型」と言えます。本来バラエティ豊かな広がりを持つ体型の、偏った一方の極を基準にしてしまうと、確かにその体型の人は救われますが、ほとんどの人が「落ちこぼれ」と分類される結果となりますよね。だから、元々丁度よい体型の人まで、必要のないダイエットをしたくなるわけです。

やせ過ぎてて悪いか、生まれつきそういう体型の人もいるんだ、という巷の抗議の声は、これまで肩身の狭い思いをしてきた、やせていない人にも同じように当てはめてあげましょうよ。

そういう体型の人が一番洋服が似合うんだよ!というマニアックな抗議もまた、一極だけを頂点に仰ぐエリート主義の発想。その他の多様なグラデーションの中にある、様々な美しい体型の存在を無視しています。

80年代にダイエット・ブームが始まる以前の日本では、太り過ぎてもヤセ過ぎてもいない「ちょうどよい」体であることを皆がよしとして、心がけていたものでした。この日本人お得意のバランス感覚、中庸の精神が根強く働いていたために、欧米のダイエット・ブームが日本に定着するまでには、かなり時間がかかったのです。それがなぜ、こうも爆発的に浸透できたか?というカラクリについては、来月上旬発売の『ダイエットやめたらヤセちゃった──アンチダイエット・スリミングの魔法』(彩雲出版)にも詳しく書きましたので、どうぞお楽しみに…!

★ともあれ今回の出来事は、個々のモデルさんの生活保障という観点を別にすれば、「これまで起こるはずのなかった事が起こった」という点で、確かに時代の潮流が動き始めた実感を得た、シンボリックなニュースでした!


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ダイエットが招いた肥満と摂食障害!早く「食べ物との仲直り」をしなくては [摂食障害・食育]

ダイエットはすればするほどヤセにくくなる。その結果、肥満者と摂食障害者が増える、というのがすっかりダイエット中毒となった今の日本やアメリカ社会の真実です。

この《ダイエット信仰⇒肥満か摂食障害》というパターンの歪みが、今や大人だけに留まらず、成長途上の子供たちまでを侵食し始めていることが、去年あたりからハッキリ、統計数字のニュースとして続々上がってくるようになりました。例えばその一つ、この春見つけた以下のニュースをご覧あれ。

《小中女子「やせ傾向」増》 http://4go.biz/moba1/archives/2006/0313131521.html

沖縄県内の女子小中学生は肥満傾向とともに、やせ傾向が進んでいることが分かった。身長と体重で計算するローレル指数でやせ傾向とされた中学三年女子は一九九九年度に比べて約三倍になっている。

 最もやせ傾向が強かったのは、小学六年女子の3・28%(九九年度2・51%)。次いで中学三年女子が3・01%で、九九年度の1・04%から1・97ポイント増加した。一方、肥満傾向とされる指数160以上も、最も高い中学三年女子で7・58%と高水準だった。女子は、小学一年から中学三年までのすべての学年で、九九年度よりやせ傾向の児童・生徒が増加。

 県学校栄養士会の安谷屋邦子会長は、子どもたちのダイエット願望の強さを指摘する。「高学年の女子になるほど、食べることは太ることと考え、給食の残量も増える傾向がある。体力、体格の基礎をつくる小中学生では、三食をバランスよく取る食生活が大切だ」と語る。 (※赤字は筆者による)

 これは私にとって他人事じゃないんです。思えばまだ日本に「ダイエット」という言葉が輸入される以前の今から30年前、丁度このニュースで《最もやせ傾向が強かった》と挙げられているまさに小学6年の時に、私はアメリカ製のダイエットを忠実に実行した結果、そうとは知らずに拒食症になっていたんですから。

この年頃は女子にとっては生涯で最も体が大きく育つ、黄金の成長期です。それだけに、体重が急にドンドン増加しますから、ダイエット信仰に頭が毒されていると、太る事を恐怖して給食を残し始め、主食や〝太りそうな物〟を食べなくなっていくわけです。そんな事をしていると、せっかくの成長がストップしてしまうというのに。

しかもこれが、小6ばかりか小1から中3まで全学年の傾向だというんですから、事態は深刻です。もしかすると、沖縄といえば安室やMAXを生んだ「沖縄アクターズ・スクール」のお膝元ですから、アイドル体型志向が特に強化されているのかもしれません。

記事中の赤字にご注目を。《食べたら⇒太る》という刷り込みを、絶対子供にしてはいけないんです。それは、生涯その子と食べ物との関係を不健全にしてしまいます。私は、自分の息子が一時的に「軽度肥満」に陥った時も、「絶対ダイエットしちゃダメ。食べたかったら食べなさい」と言い続けました。結果、彼は数年後に引き締まった筋肉質体型に落ち着きました。

食べ物は、あなたを太らせる敵じゃなくて、美味しく楽しくエネルギーを与えてくれる、ありがたーい「味方」なんだよと、私は全国の摂食障害の同胞たちに言いたいのです。私も一度通ってきた道だから言います。食べ物を、呑んでは吐き出す、なぐさみの道具にするのは、もうやめとこうよ。過食したなら、吐いちゃダメ!きちんとお腹で受け止めなきゃ。

ダイエットでめちゃくちゃにされた私たちと食べ物との美しい関係。今の日本にとって、「食べ物との仲直り」は急務だと私は感じています。

☆★「ダイエット依存・リバウンド・摂食障害から卒業できる心身バランシング術」講座を開催!ご来場お待ちしてます★☆

日時:8月6日(日)10:00~12:00

会場:東京・品川区「きゅりあん」5階・第1講習室(JR京浜東北線「大井町」駅前)

※詳しくはこちらをどうぞ→http://www15.ocn.ne.jp/~antidiet/lecture.html


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