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今さらですが「白インゲン豆ダイエット」騒動の最大の教訓とは [世間のダイエットネタ評定]

キッカケは、フジテレビ、ならぬTBSの「ぴーかんバディ!」5月6日放送分、ということでしたね。ダイエットネタに目がない皆さんならもうとっくにご存知の、いささか古びたネタではありますが、被害の広がり方は意外と息が長くて、放送直後の被害報道(TBSリリース)では30数件となっていたものが、その後あちこちで見かける度に数字が大きくなっていき、1ヵ月後の6月上旬には965件(うち入院104件)という報道にも出くわしました。

一応おさらいしておきますと、白インゲン豆に含まれる「ファセオリン」というタンパク質成分が、なんとあなたの食べた炭水化物の吸収を抑制してくれるよ、ということで、白インゲン豆を軽く炒って粉末化したものをご飯にまぶして一緒に食べればダイエットになるよ、というネタだったんですね。

ところが白インゲン豆に含まれる、また別のタンパク質成分「フィトヘマグルチニン」には毒性がありまして、実行した人たちに食中毒を起こさせたわけです。そもそも豆は人間にとって生食用じゃありません。茹でて食べるのが当たり前ですから、タンパク質であるフィトヘマグルチニンも熱変性して無害になるわけです。で、同時にファセオリンも変性して上記の働きは無くなるのだという、結構なオチがついてしまいました。

さて、この騒動が訴えかけてくる最大のメッセージは何でしょう?

似たパターンの騒動は、1980年代から繰り返されてきましたね。例えば、国内初の単品ダイエット・ブームとなった「パイナップル・ダイエット」では、パイナップルに含まれる酵素がお肉の脂肪を分解してくれるというネタが独り歩きしましたが、実はその酵素の働きは、一緒に食べたお肉のタンパク質の消化を助けてくれるというもの。パイナップルただそれだけを「ヤセ薬」と思ってひたすら食べたら、酵素の働きで唇が腫れ上がったという被害が続出しました。

もう、食べ物を「これを食べたらダイエットになる」とか言って「ヤセ薬」扱いすることも、「これを食べたら太っちゃう」と言って「太り薬」扱いすることもやめましょうよ、とこれらの騒動は示してるんです。

豆類なんて、近年死亡事故が続出した、いかにも危険な法定外成分入り・中国製のヤセ薬品などとは違って、普段は「体にやさしい天然の食材」と分類されているものです。たとえいわゆる「体にいい物」であっても、体の必要に関係なく、不自然な摂り方をすれば、体は食中毒になってまで「そんな物、要らないよ」とハッキリ示すということなのです。

はびこり過ぎた「ダイエットという名の思考パターン」は、これから淘汰されてゆく時期に入ったと言えるでしょう。

★近刊『ダイエットやめたらヤセちゃった─アンチダイエット・スリミングの魔法』のカバーイラストを描いて下さる絵描きさんが決定しました。ペンネームnoaさん、絵柄から性格の良さが伝わってくるような素敵な作風で、私も楽しみ♪にしています。

☆noaさんのHP「花霞幻燈」http://smile.poosan.net/hana-gasumi/

 

 


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